分かってしまった

 

媚びを売っていたんだな

 

母親が怖くて

 

言いたいことが言えなくて

 

我慢して我慢して

 

顔色を伺って

 

絶対に逆らえないご主人様に

自分をかしずかして奴隷にして

床に頭を擦り付けて作り笑いで必死で顔色を伺って心底からへえこらしていたんだ

 

どんだけ顔色を伺ってんだ

 

赤の他人に

 

赤の他人に心身粉にしてどんだけ尽くしてんだ

 

いやが言えなかった

 

わたしはそれがいや

わたしはあれがいや

 

わたしはこうしたい、が言えなかった

 

わたしを大優先にできなかった

 

 

自分を優先するのが怖くて

できなかった

 

 

ずっと、言えなかったんだ

 

本当の言いたいことが言えてなかったんだ

 

嫌われそうで、拒否られそうで、怒られそうで

またあの夜叉みたいな顔でにらまれそうで

 

 

ふざけんな

ふざけんな!

もうにらませない!

もう二度わたしをあんな目でにらませない!

ふざけんな!バカヤローーーーーーーーーーーー!

二度とあんなことすんなーーーーーーーー!

させなーーーーーい!

もうさせない!絶対させない!二度とさせない!

ふざけんなーーーーーーーーーーーーーーーー

バカヤローーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

もう、言いたいことは言う

 

なんでも言う

気がついことはなんでも言う

言葉は選ばない

わたしがわたしの主人だ

わたしが優先だ